TOMICAから"Tomica Dash"の「VOLKSWAGEN RACING」です。
TYPE1、通称BEETLEです。
"Tomica Dash"は、1977年にリリースされたフリクションモーターで走行するTOMICAシリーズです。
1978年にリリースされた"Super Tomica Dash"の前身であり、その後にリリースされた"POWER TOMICA"の前身でもあります。
なんと、近場のリサイクルショップに箱付きで大量に売られていました。しかも900円。そりゃ買うわ。
ボディカラーはグリーン。ウインドウはブラックで、内部にあるフリクションモーターを隠しています。ボンネットには"VW37"の文字が2色のタンポで入っています。
ヘッドライトやバンパー等はボディと同色のまま。ここらへんは"トイカー"という雰囲気があって嫌いではありません。
ルーフキャリアのフレームとスペアタイヤのホイールに、しっかりクロームメッキがかかっていてビックリです。
ボンネットではタンポだった"VW37"のテキストが、サイドではシールに。ギリギリまでコストダウンを狙ったのか、技術的にサイドにタンポを入れるのが難しかったのか、たぶん後者な気がします。
ボディバランス的には、車高は不自然に高く、決して素晴らしいとは言い難いですが、良く言えば"当時のアジ"ということで楽しむのが正解でしょう。
ホイールは、通常のTOMICAの5穴と違い6穴、フロントは小径でリアは大径タイヤを履いていて、ちょっと通常のTOMICAとは違った印象。
ついでに箱絵。モデルとは結構違いますが、このイラストのディフォルメ具合はなかなかツボです。
リアはあまり洗練されていない印象。というか、リアだけでなく全体的にあまり洗練はされていませんね。
これが2年後の"POWER TOMICA"のBEETLEになると、かなりバランス良くカッコ良く作れちゃっているから不思議なもんです。
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