増えすぎたミニカーに愛を捧ぐ

増えすぎたミニカーをどんどんアップしていきます。

WILD LIFE TRUCK

f:id:funkastok:20160526032750j:plain

MATCHBOXから「WILD LIFE TRUCK」です。

1967〜69年のFORD RANGERです。

LESNEY時代のものなので、ENGLAND製です。

どうやら、以前に紹介した4x4 MINI PICK UPと近い型の車です。

最後の方に比較を載せますね。

 

 

f:id:funkastok:20160526032749j:plain

なぜか、ボンネットに象を使ってRANGERアピールです。

そして荷台にはライオン。ライオンが小さすぎます。

 

 

f:id:funkastok:20160526032747j:plain

本来は、荷台にカプセル的なカバーが付きます。そうしないとライオンが逃げてしまうからでしょうね。でもカプセルがあるとカッコ悪いです。カッコ悪いから取り外した風な言い方をしていますが、欠品しているだけです。

サイドのディテールは絶妙で、バランス良くキレイに作られていますね。

 

 

f:id:funkastok:20160526032744j:plain

この車のリアゲートにはきちんと「FORD」の文字が入っています。

きっと、当時はコスト的に色を挿す技術が確立されていなかったのでしょう。色を挿せない分、走らせるとライオンが回ります。

 

 

f:id:funkastok:20160526032746j:plain

ライオンの造形もなかなかかっこいいです。

 

100

 

 

 

 

さて、4x4 MINI PICK UPとの比較です。

まずは共通点。

f:id:funkastok:20160526132953j:plain

グリル周りは、フロントガードの有無はありますが、同じ形状です。

リアも灯火系の形状や、ゲート自体のエンボスが同じですね。ただ、4x4 MINI PICK UPに関しては「FORD」の文字が消されています。

 

 

次に相違点。

f:id:funkastok:20160526133307j:plain

ボディ全体で見ると大まかな形状は似ていますが、大きく違うのがサイドのライン。4x4 MINI PICK UPでは、サイドのラインが意図的に消されています。すこしのっぺりとした、ちょうどその時代のDODGE RAMの様な形状になっていますね。

もちろんタイヤの大径化により、フェンダーの形状も変わっていますが、それは車種にはあまり関係ありません。

 

以上のことから、4x4 MINI PICK UPは、同じ車ではないがほぼ同じ車種、そしてMATCHBOXとしてメーカーなどをあえて曖昧にしておきたかったミニカーだったのではないでしょうか。