HOT WHEELSから「BEACH BOMB」1969年のオリジナルレッドラインモデルです。
ベース車はVOLKSWAGEN TYPE2のT2通称"レイトバス"で、両サイドにサーフボードキャリアを装着したカスタムバスです。
多少なりともHOT WHEELSに精通している人ならご存知のことと思いますが、この"BEACH BOMB"の両サイドに付いているキャリアは開発段階では無く、サーフボードはリアウインドウから突っ込むリアローディングタイプでした。ただ、プロトタイプが製造されたところで、コースを走らせるスターター(スーパーチャージャーと言う名前の回転するローラーに両サイドから挟んで発射するタイプ)の幅に足りず、また重心が高く不安定だったので改良を余儀なくされて、急遽このサーフボードキャリアが付け足されました。また、その時に製造されて日の目を見なかったリアローディングタイプのモデルは限られたサンプルのみが残り、ピンクのモデルは現在最も価値のあるHOT WHEELSとして有名です。
以前紹介した"BEACH BOMB TOO"のオリジナルです。
最近訳あって、このモデルを引っ張りだしてきてにらめっこしているのです。
あ、別に暇だからというわけではないです。
ボディカラーはスペクトラフレームブルー。内装はダークカラーです。
センターのVWエンブレムとウインカーの無いシンプルなフロント面がかなり可愛いですね。
ルーフは、少しでも重心を下に下げるために、全面ウインドウ仕様になっているようです。
安定感のあるスタイリングがかなり魅力的です。サーフボードとのサイズ感もバッチリで、最高にクールですね。
オリジナルのレッドラインホイールも、抜群のカッコ良さです。
リアから見るとかなり幅があるのがわかりますね。
一応リアウインドウは開いているので、サーフボードを突っ込むことは可能です。
エンジンは剥き出しで、ラッパ型のマフラーが良い感じです。
なんとなく、以前紹介した"BEACH BOMB TOO"と比較。
オリジナルの"BEACH BOMB"と比べて"BEACH BOMB TOO"は一回り大きく、フロント面にはウインカーが追加されています。
サイドから見ると、ウインドウの有無でかなり印象が違いますね。
ルーフも、オリジナルの"BEACH BOMB"が全面ウインドウなのに対し、"BEACH BOMB TOO"の方はプロトタイプの"BEACH BOMB"と同じセンターのみのウインドウです。
どちらが好みでしょうか。
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