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FAIRLADY Z 432 U.S. FLAG TYPE

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TOMICAから「FAIRLADY Z 432 U.S. FLAG TYPE」アピタピアゴオリジナルモデルです。

長年続いてきた"アピタピアゴオリジナル"の"TOYOTA 2000GT 世界の国旗シリーズ"ですが、とうとう今年の2月に幕を閉じました。

2月の時点で、今回でシリーズが終わるらしいという噂を聞いた時は、もしやこのままアピタピアゴがTOMICA事業から撤退か?などと要らぬ心配をしていたわけですが、なんのことはない、車種が変わって2000GTの時の1号車であるアメリカ国旗モデルから仕切り直し。続いてブラジル・フランスと続いて行くかは謎ですが、いい加減2000GTに飽き飽きしていたので(というほど買ってないけど)、個人的には嬉しく思いました。

ただ、また"世界の国旗"テーマというのはいささか芸が無い様に感じられ、結局2000GTの時にきちんと集める気がなかった自分としては、今回のZにしても気に入った国のモデルをスポットで買うくらいで良いかなぁ、と思っています。

 

 

 

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ホワイトのボディをベースに、アメリカ国旗がデザインされています。なかなかカッコいいとは思うのですが、正直、2000GTの1台目のアメリカ国旗のデザインの方がかなり魅力的に見えます。 ボンネットの両サイドにはカミナリの様な"Z"が赤くプリントされていますが、この車名に由来したデザインが"Z"のうちはずっと続くのかと思うと、今後が少し心配です(さすがにそれはないか)。

尚、写真ではあまり目立ちませんが、グリル部がシルバーに塗装されていたりと、ちゃんと拘りを感じられるところは素敵ですね。

ちなみに、このブログではTOMICAのZ432を2回ほど紹介していますが、それらとはキャストが違い、フロントグリル部がシャーシではなくボディ側に一体化された金型になります。もしかしたら、今年の頭に発売された"50周年記念モデル"の時に新しい金型が造られ、キャストが変更されたのかもしれません。

 

 

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サイドには、STARSベースの"Z"マーク(写真は右サイドなので"S"に見えますが、シンメトリーな左サイドは"Z")。中にゼッケン"41"が入っていますが、これは国旗シリーズの通しナンバーの様なもので、2000GTから継続しているものです。

 

 

過去のモデルとキャストが違うと前述しましたが、残念ながらその影響でボディの印象がかなり違ったものに変わっています。

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以前のキャストと比較した時に、同じ1:60サイズなのに1mm近く車高が上がってしまっていて(実車で考えると6cm近く車高が上がる計算になります)、全体的にかなりもっさりしています。

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ブルーのラインが今回のキャスト、レッドのラインは旧キャストです。

金型が古過ぎて使えないなどの理由もあるのでしょうが、旧金型の方が遥かにカッコ良いので、今回のキャスト変更はかなり残念でなりません。

 

 

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リアパネルもキャスト変更に伴いボディ側に移行しています。正直、リアパネルがシャーシに付いている方が良く見えますが、塗り分けがしっかりされているので、コレはコレでありな気がします。

この新しいキャストの方が、これから国旗シリーズとして繰り返しキャストする上で都合が良いのかもしれませんが、全体のスタイリングが崩れてしまっていたのは非常に残念でした。

 

 

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