増えすぎたミニカーに愛を捧ぐ

増えすぎたミニカーをどんどんアップしていきます。

VOLKSWAGEN DELIVERY VAN

f:id:funkastok:20200105205941j:plain

MATCHBOXから、"MBX Service Crew 5-pack"の「VOLKSWAGEN DELIVERY VAN」2000年のキャストを2019年にリキャストしたモデルです。

オリジナルは、Volkswagen TYPE2のT1 DELIVERY VANです。

このモデル、MATCHBOXがLesney時代の1957年にリリースしたVolkswagen Microvanのオマージュなのです。なんと、62年もの時を超えたLesneyとMATTELのコラボレーションということになるわけで、なんとも嬉しい企画です。

 

 

 

f:id:funkastok:20200105205937j:plain

ボディカラーはブルー単色ですが、キャストが変更されたこのモデルからフロントのV字を境に上部がメタル素材、下部がプラ素材になっています。

フロント周りに細部塗装は無くボディカラーのまま。それが、トイカーらしくて逆にかわいいのかもしれません。

 

 

f:id:funkastok:20200105205945j:plain

サイドには"MATCHBOX INTERNATIONAL EXPRESS"のパネル。これはVolkswagen Microvanと同じく、ブルーベースにイエローレターです。

 

 

f:id:funkastok:20200105205934j:plain

リアもフロントと同じく細部塗装なしでのっぺり。全体的なチープさは否めませんが、オリジナルのVolkswagen Microvanのオマージュと考えると、これはこれでアリですね。

 

 

f:id:funkastok:20200105205920j:plain

では、Volkswagen Microvanと比較。

まずもって、大きさがかなり違いますね。Lesney製のVolkswagen Microvanはウインドウガラスが無く、内装もありません。

 

 

f:id:funkastok:20200105205913j:plain

正面から。Lesney製はVWマークやヘッドライトやバンパーにシルバーのハンドペイントが施されています。

 

 

f:id:funkastok:20200105205916j:plain

リア。Lesney製にはウインドウが無く、テールライトは初期型の小さい丸形状。

MATTEL製はウインドウありの、1962年以降のオーバル型テールライトです。

 

 

f:id:funkastok:20200105205929j:plain

サイドのシルエットもかなり違って、丸みを帯びたLesney製に対して、MATTEL製は角張ったシルエットです。

好みがあるのでどちらが良いとは言い切れませんが、個人的には62年前のLesneyモデルの方が魅力的に思います。ただ、時代につれて変遷したMATCHBOXブランドの経緯を考えると、このオマージュはとても胸アツですね。 

 

 

こちらのブログもよろしくお願いします。

 

 

 

200